エベレスト山とヒマラヤの本拠地。ヒンドゥー教と仏教の豊かな文化を持つトレッキングの楽園。驚くほど手頃。
ジェット燃料高騰と円安基調 (USD/JPY 高止まり) で実勢価格はベースライン比 +15% 程度
最終更新: 2026-05-16
※ 東京発往復のざっくり目安(¥109,250)+ 現地滞在費。実費は時期で大きく変動
10〜11月と3〜4月が登山ベスト
到着時ビザ取得可能(15日$30、30日$50)。パスポート残存6ヶ月以上。
ネパール語が公用語。観光地やトレッキングガイドは英語対応。他地域では限定的。
山岳地域への国内線(天候に依存)。カトマンズ、ポカラ間の観光バス。ローカルバスは安いが混雑。道路は危険な場合も。
現金が不可欠 — カード不対応の場所が多い。主要都市にATM。ネパールルピーのみ(一部でインドルピーも使用可)。
ほとんどのトレイルにトレッキング許可証が必要。3,000m以上での高山病は現実のリスク。地震リスクあり。トレッキングのベストシーズン:10-11月と3-5月。
※ 概算レート。実際の為替には手数料が含まれます。
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カトマンズに着いて雑踏とクラクションに揉まれた数日後、ふと逃げ込むように向かったのがボダナート仏塔だった。ここはチベット仏教の聖地で、アジア最大級と言われる巨大な白いストゥーパ(仏塔)が街の真ん中にどんと鎮座している。門をくぐった瞬間、外の喧騒がふっと遠ざかって、ドーム状の白い塔と、そこに描かれた「ブッダ・アイ」と呼ばれる半眼の目に見下ろされる。あの目と視線が合うと、なんだか旅の疲れごと見透かされている気がして、思わず足が止まった。 塔のまわりは時計回りに歩くのがチベット仏教の作法で、地元の人や紅い袈裟の僧侶、巡礼者たちがマニ車(回転する経筒)を回しながらぐるぐると回廊を歩いている。タルチョ(五色の祈祷旗)が風にはためき、そこかしこで線香とバターランプの甘く煙たい匂いが漂う。低く唱えられる「オン・マニ・ペメ・フム」の読経が、いつの間にか自分の歩くリズムと重なってくる。僕も流れに乗って何周かした。 おすすめは塔を囲む建物の屋上カフェだ。チャイ(ミルクティー)を片手に塔を見下ろすと、夕暮れにバターランプが一斉に灯り、巡礼者たちのシルエットが回りはじめる。あの光景は、安宿のドミトリーに帰ってからもしばらく頭から離れなかった。 ▼予算の目安(あくまで目安、変動あり) ・入場料: 外国人 約400〜500ルピー(約450〜600円)。チベット仏教を肌で感じられる場所としてはかなり良心的。 ・ごはん1食: 屋上カフェのチャイ+軽食で 約300〜500ルピー(約350〜600円)。名物のモモ(蒸し餃子)なら1皿 約150〜250ルピー(約180〜300円)前後。 ・現地での移動費: タメル地区からタクシーで 約400〜600ルピー(約450〜700円)。乗る前に料金交渉が基本。 ・1日トータルの目安: 入場+カフェ+往復タクシーで、ひとり 約1500〜2500ルピー(約1800〜3000円)あれば十分楽しめる感覚。 ▼アクセス ・観光拠点のタメル地区から車で20〜30分ほど。タクシーが手軽だが、距離の割に運転手の言い値は高めなので必ず交渉を。配車アプリ(Pathaoなど)が使えると割安なこともある。 ▼ベストな時間帯 ・夕方がいちばんおすすめ。日没前後にバターランプが灯り、巡礼者が増えて回廊が一気に活気づく。朝の静かな空気も別格なので、時間があれば二度訪れたい。 ▼服装・注意点 ・聖地なので肩や膝が出る服は避け、塔の周りは時計回りで歩くこと。写真は人の祈りの邪魔にならない範囲で。靴を脱いで上がる場所もあるので、脱ぎ履きしやすい靴が楽だ。標高1300m超で朝晩は冷えるため、薄手の上着を一枚持っておくと安心。